ステロイド外用剤のウソとホント?No.3
2013年2月26日
ステロイド外用剤を使用すると、色が黒く残ってしまう。
正解は「ウソ!」
使用したから黒くなるのではありません。
炎症のあとが一時的に黒くなることもありますが、時間がたてば薄くなっていきます。
日焼けや火傷の後に肌が黒くなるように、皮膚の炎症が治まった後に色素が残り、肌が黒くなることがあります。ステロイド外用剤を塗った後に色が黒くなったように感じるのは、炎症の赤みで見えなかった色素が、ステロイド外用剤の使用により炎症が治まることで、かえって目立ってくるからです。その色素も時間とともに徐々に薄くなってきます。
ステロイド外用剤などをなるべく早く用いて炎症を治め、再び悪化しないよう、気をつけることが色を残さないためには大切です。
(ステロイド外用剤のウソとホントより(鳥居薬品株式会社))
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