今年の冬は厳しい寒さが続いています。最近、湯たんぽや使い捨てカイロ等による低温やけどをよく診ます。低温やけどは44度の比較的低い温度でも4~5時間触れているだけで出来ます。見た目は軽くても皮膚の深いところまでがやられていますので、最初は軽い赤みから水ぶくれ、黒い壊死に日々変わり、治るまでに1~2ヶ月かかる場合もあります。湯たんぽは寝る前に布団に入れ、温まったら布団から出しましょう。使い捨てカイロ、電気あんか、電気毛布、トイレの便座でも起こりますので注意が必要です。低温やけどになったら自己治療をせず皮膚科専門医を受診しましょう。
低温やけどに注意しましょう!!
2018年2月9日
低温やけどに注意しましょう
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