春に多い「花粉症皮膚炎」について
2013年3月6日
スギによるものが多いですが、アトピー性皮膚炎の有無に関わらず花粉時期に一致して出現する皮膚炎です。
症状は顔(特に目の周り、ほっぺた)に痒みや赤い発疹を認めます。治療は対症療法的にステロイド外用、抗アレルギー剤内服になります。また血液検査によってアレルギーの花粉の種類も分かりますので調べてもらったほうがいいでしょう。
花粉ではない、違う原因の時もあります。花粉と共通抗原を持った野菜、果物を食べてショック症状を起こす口腔アレルギー症候群も起こすことがありますので、花粉症がある方でフルーツを食べると体調が悪い、皮膚状態が悪化するなど思いあたる場合はアレルギーを専門にしている皮膚科専門医に相談をして血液検査をしてもらいましょう。
「てらお皮ふ科・アレルギー科クリニックは、皮膚科専門医、アレルギー専門医のいる医療機関です」
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