保湿剤を塗って手荒れ、顔面、体の痒み、赤みが止まらない。それは、乾燥だけでなく皮膚炎です!!

2020年11月6日

朝晩冷え込み、乾燥する季節になりました。今後、室内も暖房により乾燥も増します。最近、全身の皮膚がカサカサして乾燥で保湿剤を塗っているが全然良くならない、痒いなどの症状で受診される患者様が多いです。そういう場合、このような全身の痒みや赤みは皮膚の乾燥でなく皮膚の炎症(皮膚炎、皮膚湿疹)を起こしている場合が多いです。皮膚炎は保湿剤で逆に悪くなる場合も多く適切なステロイド外用剤などの塗り薬必要です。特に今年の冬は新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス対策で例年以上に手洗いを頻繁にして手のトラブルやマスクによる顔の皮膚のトラブルの急増が予想されます。保湿剤を塗っていても治らない皮膚の乾燥(赤くなったり痒くなったり)は早めに皮膚科専門医を受診して適切な診断・治療・指導を受けましょう。

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てらお皮ふ科・アレルギー科クリニック

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