開業理念
皮膚は身体の中で目に見える部位であり、皮膚病により苦しんでいらっしゃる方が多いと思います。特に最近は様々な原因によりアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、接触皮膚炎(かぶれ)などのアレルギー疾患が増えております。
また皮膚は内臓の鏡といわれるように内臓悪性腫瘍、膠原病の初期段階として治りにくい皮膚疾患を認めることもあります。その患者様方の悩みを受け止め日本皮膚科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医としての経験と専門的な知識で皆様のお役に立ちたいと考えております。
院長挨拶
はじめまして、寺尾浩です。私は六本松で生まれ育ちました。私が生まれ育った校区の傍で開業出来ることを幸せに感じております。
平成元年に九州大学皮膚科に入局後、研修医、大学院(九州大学医学部生体防御医学研究所免疫学部門)を通じ皮膚科学と併行し免疫学の研究をさせて頂きました。
その後、九州大学皮膚科のスタッフ、南福岡病院(現国立病院機構福岡病院)皮膚科科長、浜の町病院皮膚科部長として皮膚科全般は勿論、更にアトピー性皮膚炎、薬疹を中心とした皮膚免疫アレルギー学を専門に診療してきました。
この23年間の皮膚科医としての経験を地域医療に大いに貢献したいと考えております。
略歴
学歴・職歴
昭和49年 | 福岡市立草ヶ江小学校卒 |
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昭和52年 | 福岡市立城西中学校卒 |
昭和55年 | 福岡県立修猷館高校卒 |
平成元年 | 産業医科大学医学部卒業 |
平成元年 | 九州大学医学部付属病院医員(研修医)(皮膚科) |
平成3年 | 九州大学大学院医学系研究科内科系専攻入学 (九州大学生態防御医学研究所免疫学部門) |
平成7年 | 九州大学医学部助手(皮膚科) |
平成7年 | 国立小倉病院皮膚科医師転任 |
平成9年 | 九州大学医学部助手(皮膚科)転任 |
平成11年 | 九州大学医学部助手講師 |
平成13年 | 国立療養所南福岡病院皮膚科医師転任 |
平成16年 | 国家公務員共済連合会浜の町病院皮膚科 部長 |
平成18年 | 九州大学医学部臨床准教授 |
平成20年 | 九州大学医学部臨床教授 |
平成23年 | 国家公務員共済連合会浜の町病院退職 |
平成23年 | てらお皮ふ科・アレルギー科クリニック開院 |
免許等
平成8年 | 日本皮膚科学会専門医(認定番号:5500) |
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平成18年 | 日本アレルギー学会専門医 (認定番号:2526) |
学位
平成9年 | 医学博士(九州大学) |
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資格・所属学会
- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
- 日本皮膚科学会
- 日本臨床皮膚科学会
- 日本研究皮膚科学会
- 日本アレルギー学会
- 日本小児皮膚科学会
- 日本免疫学会
著書
- アトピー性皮膚炎:ステロイド外用剤とタクロリムス軟膏の使用量について
アレルギー・免疫 9 (1): 30-35, 2002 - アトピー性皮膚炎に対するステロイドとタクロリムスの有効性と使用量
アレルギー科 15 (3): 269-272, 2003 - 口腔粘膜の扁平苔癬;最新皮膚科学大系 第17巻、(玉置邦彦編)
中山書店、東京、2002、252-256 - 湿疹・皮膚炎;やさしくわかる皮膚免疫学、(古江増隆ほか編)
医薬ジャーナル社、東京、2004 , 78-83 - 湿疹、皮膚炎群;皮膚科学 (Dermatology) (片山一朗ほか編)
分光堂、東京、2006, 198-217 - ヘリコバクター・ピロリ除去療法による多形紅斑型薬疹の5例
日本皮膚科学会雑誌 118(8):1527-1532, 2008.(共著) - セツキシマブ(アービタックスR)による薬疹
日本皮膚科学学会誌 120(12):2399-2406, 2010. (共著)