「手湿疹」について

2013年5月16日

どうしても女性は男性に比べて炊事をせざるを得ない場合が多いです。それが原因で手湿疹は起こります。対策として以下に挙げてみました。難しいと思いますが参考にしてみて下さい。

1)赤い皮膚炎部位には、しっかりとステロイド外用剤を塗って赤みをとる。

2)炊事の際は出来るだけゴム手袋を装着して(なるべく綿の手袋を中にはめる)作業する。ゴム手袋だけでむれて、皮膚炎がひどくなる場合あります。

例)インターネットで購入できるポリウレタン尿素製の市販手袋「ユリア」(3枚 1,500円)というかぶれにくくて通気性がいい手袋ありますが1枚500円と高額でピンホール出きやすい。

3)手袋が出来ない時は水仕事前と後に白色ワセリンを、こまめに塗る。

※注意していただきたいことは皮膚炎が起こっているところにハンドクリームを塗ると刺激で皮膚炎が悪くなりやすいですので皮膚炎が治まってからハンドクリームは塗って下さい。ワセリンはべた付きますが刺激がなく安全です。

4)アカギレの箇所にはステロイドテープや亜鉛化軟膏によるリント布重層法も有効です。

5)また難治性の手湿疹にはパッチテストで原因の同定もできます。

注意:この検査は夏場は出来ない場合があります(2~3日入浴できませんので)

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