ステロイド外用剤のウソとホント?No.4

2013年3月1日

ステロイド外用剤を使うと、白内障になっちゃうの?

?正解は「ウソ!

ステロイド外用剤が一般に使用されるようになった1950年代以前から、アトピー性皮膚炎で白内障を生じる患者さんがいることが知られていました。ステロイド外用剤が広く使用されるようになってからも、その発生率は変わっていません。

今日では、アトピー性皮膚炎で白内障が生じるのは、かゆみのために目の周りを掻いたり、たたくなど、主に物理的な原因によるものと考えられています。顔にステロイド外用剤を塗るのを怖がり顔のアトピー性皮膚炎が悪化し、若いのに白内障を患って手術した患者さんを、よく診ました。

ステロイド外用剤を上手に使って、目の周りの症状をよい状態に保ち、掻いたり、たたいたりしないことが大切になります。

(ステロイド外用剤のウソとホントより(鳥居薬品株式会社))

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