保湿剤を塗って体の痒み、赤みが止まらない。それは、乾燥でなく皮膚炎です!!
2019年11月22日
朝晩冷え込み、乾燥する季節になりました。今後、室内も暖房により乾燥も増します。最近、皮膚がカサカサして乾燥で保湿剤を塗っているが全然良くならない、痒いなどの症状で受診される患者様が多いです。そういう場合、このような全身の痒みや赤みは皮膚の乾燥でなく皮膚の炎症(皮膚炎、皮膚湿疹)を起こしている場合が多いです。皮膚炎は保湿剤で逆に悪くなる場合も多く適切なステロイド外用剤などの塗り薬必要です。保湿剤を塗っていても治らない皮膚の乾燥(赤くなったり痒くなったり)は早めに皮膚科専門医を受診して適切な診断・治療・指導を受けましょう。
お知らせ一覧
- 2024年11月22日
乾燥する季節になりました。保湿剤を塗って痒くなっていませんか?アトピー性皮膚炎が悪くなっていませんか? - 2024年10月24日
治りにくい顔面、手、足の皮膚炎の検査でパッチテストをしてみましょう - 2024年09月24日
シイタケ皮膚炎ご存知ですか? - 2024年08月30日
新しいアレルギー検査機器ドロップスクリーンによるアレルギー検査 - 2024年08月29日
8月30日(金曜日)の診療時間変更のお知らせ - 2024年08月05日
8月の休診のお知らせ - 2024年07月25日
梅雨明けして猛暑が続きます。夏の皮膚トラブルに気を付けましょう!! - 2024年06月24日
重症のアトピー性皮膚炎には生物学的製剤注射やJAK阻害薬の内服が有効です - 2024年05月31日
医療DX推進体制整備について - 2024年05月25日
虫刺されや毛虫皮膚炎に気を付けましょう!!