残暑が続き汗によるトラブルが増えています
2020年8月28日
例年以上の残暑が続いております。就寝中も含めて汗をかくことも多いかと思います。汗をかいて、そのままにすると痒みや皮膚炎を起こす場合が多いです。稀に汗が引き金となるコリン性蕁麻疹という特殊な蕁麻疹もあります。汗をかくことは体にとって大切なことです。体温調節や感染防御効果や皮膚の保湿にも重要です。特にアトピー性皮膚炎の患者さんは可能であればなるべく汗をかき(汗による保湿作用のため)、汗をかいた後は外出先であればウエットティッシュやタオルを濡らして汗を吸い取ったり帰宅後にシャワーで汗を洗い流すことが大切です。汗により赤くなったり痒くなったりしている時は皮膚炎ですので塗り薬による治療が必要です。保湿薬を塗っているが赤み痒みが続く、ひどくなると仰る患者様がいらっしゃいます。基本、保湿薬には赤みや痒みを抑える成分は入っていません。痒みや赤みが続く時は皮膚科専門医を受診しましょう。
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