「大人のアトピー性皮膚炎」について。1/3

2013年1月12日

 皮膚がカサカサしてかゆい、がまんできずにひっかいてしまうから日常生活にも差し支えるアトピー性皮膚炎は、子どもだけの疾患ではありません。大人のアトピー性皮膚炎は、特に重症化しやすくつらいもの。正しい治療を継続して症状をコントロールしましょう。

皮膚のバリア機能が低下して炎症がおこる。治ったと思っても繰り返しかゆくなる。

アトピー体質という遺伝的な要因が関係して、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などを伴うことが多いアレルギー疾患のひとつ、「アトピー性皮膚炎」。発症や悪化の誘因はさまざまですが、皮膚のバリア機能が低下しているために外部からの刺激を受けやすく、アレルゲンや細菌が侵入して炎症がおこります。

特に首や肘、膝、目の周りなどが乾燥し強いかゆみのある湿疹が治ったと思っても繰り返し生じるのが特徴。そのため、その部分の皮膚が黒ずみ角質化してしまいます。

アトピー性皮膚炎は、小児期に発症し、大人になれば治るといわれていましたが、実際にはかゆくて仕事もままならない、なかなか眠れないなど、悩んでいる大人の患者さんも少なくありません。また、まれにアトピー性皮膚炎として診断され、治療している患者さんの中に、皮膚悪性リンパ腫や膠原病による皮膚症状の方もいらっしゃいます。

アトピー性皮膚炎は皮膚科専門医のいる医療機関で正しい診断・治療を受けることが重要です。

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